SMASH CABARET Gala Concert 2018

2018/7/1
第1回目から第14回までの優勝者による1日限りのガラ・コンサートを開催しました!

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見所は、バンドメンバーを迎えた豪華な編成と、毎月のSMASH CABARETでは見ることのできない、グループソング。多方面で活動しているメンバーが集結し、リハーサルと打ち合わせを重ね、本番を迎えました。

お越しいただきましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました!

■出演者
高田 朋恵 
建畠 慶子
黒木 界成
佐伯 春彦 
大西 碧 
鈴木 晴絵 
春日 希 
大谷 奈央 
Gini Benson
木戸口 歌穂 
中西 星羅

■バンドメンバー
Keybord 久田 菜美
Guitar 中山 彰太
Bass 山上 玲生
Drums やまだ はるな

■MC
守内宏輝

 

今回コンサートで歌われた全曲を、出演者それぞれのミュージカルに対する思いなどのインタビューと合わせて紹介します。

ACT I

1. There is No Business Like Show Business - Annie Get Your Gun

2. Opening up - WAITRESS

3. Climbing Uphill - LAST 5 YEARS (高田朋恵)

《インタビュー:高田朋恵さん》
第1回SMASH CABARET、夜行バスに乗って大阪からまだ無名のイベントに参加してくれ朋恵さん。どんな思い出がありますか。
「アメリカから帰国後、アメリカと日本の芝居に対する感覚が違い、日本での居場所がないと感じてた。東京で知り合いがほぼいない中SMASH CABARETで優勝した際に、自分のことを知らなくても自分の歌で楽しんでくれる人がいる、私でも歌っていいんだって思えた。お客さんが自分の歌を聴いて、そこから作品に興味を持ってくれたら嬉しい。」

4. Taylor, the Latte Boy by Marcy Heisler and Zina Goldrich (建畠慶子 / 歌詞翻訳:いわもとまーち/March Iwamoto)

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《インタビュー:建畠慶子さん》
社会人になってから大学通信教育課程を卒業したり、色々なオーディションに参加するなどチャレンジを続けている慶子さんですが、チャレンジし続けるということはどんなことでしょう。
「私はすごく不器用で、今までしなくても良い挫折をたくさんしてきた。でも今思うと、なんでもできる人だったらここまでいろんなことにチャレンジしてなかった。30歳を過ぎると守りに入りたくなるけど、足りない部分がある方が表現者として、魅力が出ると思えた。今では何度も恨んだ自分の不器用さに感謝している。」

5. Let Her Be a Child - A Tale Of Two Cities (黒木界成&佐伯春彦)

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《インタビュー:黒木界成さん & 佐伯春彦さん》
歌からも2人の関係性が伝わってくるかと思いますが、お互いはどんな存在ですが。
「舞台のオーディションで出会い、その後共演をすることが何度かあり、仲良くなった。出会って3年にもかかららず幼馴染のような存在。お互いの人柄とミュージカルに対する熱い想いに引かれあい、信頼し合っている。この人だったらいいものが一緒に作れると思える、そんな関係。」

6. History of Wrong Guys - Kinky Boots (大西碧)

 

《インタビュー:大西碧さん》
ミュージカル女優として存在する上で、大事にしている事は何ですか?
「まだまだ課題もたくさんあるけど、一番大事にしていることは『唯一無二の存在になること』。誰かの二の次じゃなく、ありのままの自分でいること。NYで勉強している際に思ったことは、日本人としてしっかり誇りを持って活動していきたいということ。」
 

7. Found / Tonight by Ben Platt & Lin-Manuel Miranda

 

8. Go the Distance - Hercules (鈴木晴絵)

《インタビュー:鈴木晴絵さん》
歌が大好きな晴絵さんにとって「歌うこと」とは何ですか?
「私にとって歌とは、良き理解者で、もしかしたら家族や友達よりも理解してくれる、なくてはならない存在。話すことが苦手だけど、歌は私の気持ちを代弁してくれている気がして、何でもぶつけられる。本当に大事なもの。」

9. Times are Hard for Dreamers - AMELIE (春日希 / 歌詞翻訳:春日希)

《インタビュー:春日希さん》
パフォーマンスに止まらず、訳詞など多方面でミュージカルに関わっている希さん、ミュージカルとの関わり方を教えてください。
「私にとってミュージカルは「世界地図」みたい。ミュージカルを通していろんな場所や時代に行けたり、キャラクターになれる、いろんなところに連れてってくれるもの。知らない世界を見せてくれるミュージカルをもっとみんなとシェアしたい。翻訳は作品を深く伝える方法の一つ。言葉や音を紡ぎだす瞬間がたまらなく胸キュン。」

10. Wishes On the Wind - Allegiance

 

ACT II

11. My Junk - Spring Awakening

12. What I Did For Love - A Chorus Line (大谷奈央)

 

 

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《インタビュー:大谷奈央さん》
これから留学する奈央さん、ミュージカルを通して今後やって行きたいことは何ですか?
「ミュージカルは言語はあるけれども、みんなが分かち合えるものだと思っている。今までミューカルを通していろんな素敵な出会いがあった。国境を越えて、好きなものを共有できる時間がすごく楽しい。その人たちのパワーやチャレンジ精神が支えになり、踏み出す勇気をもらったので、頑張って行きたい。」

13. Hold On - The Secret Garden (Gini Benson)

 

《インタビュー:Gini Bensonさん》
色々な思いを持って、何度もSMASH CABARETに出演しているGiniさん。GiniさんにとってSMASH CABARETはどんな場所ですか。
「出てみたい憧れのミュージカル作品はたくさんあるけど、全ての作品に出れるチャンスがあるわけじゃない。SMASH CABARETはずっとやってみたかった役になれるチャンスの場所だと思った。なりたい役になれる場所。」
 

14. Broadway Here I Come by Joe Iconis (木戸口歌穂)

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《インタビュー:木戸口歌穂さん》
ニューヨークの若手音楽家の作品を歌いYoutubeで配信している歌穂さんですが、歌穂さんが彼らの歌を歌い続ける理由を教えてください。
「単純に好き。彼らの曲を聴くと、指先から体を伝っていって、身体中に何かがはしる感覚があり、それが熱くなっていく。話すのが苦手だけど、曲を通して他の誰かを表現することが自分に合っている。そんなミュージカルの好きさが溢れ、ずっと歌っている。」

15. Look What Happened to Mabel - Mack and Mabel (中西星羅)

 

《インタビュー:中西星羅さん》
ナチュラル・エンターテイナーの素質を持つ星羅さんですが、あなたにとって「人を楽しませる」とは何ですか。
「自分はすごく元気で、いつも有り余るパワーがあり、ミュージカルはそれをみんなにシェアする方法。やりたくないことがあっても、やりたいなと思うようにする、どうやったら面白くできるかなと考える。それがみんなにシェアできたら嬉しい。」

16. Flying Away - FUN HOME (歌詞翻訳:春日希)

17. You Will Be Found - Dear Evan Hansen (歌詞翻訳:春日希)

 

Encore.  Seasons of Love - RENT