開催50回を記念して、SMASH CABARETにご縁のある皆様に「SMASH CABARETについて教えてください!」とお願いしてインタビューしました!
5人目は、大学のミュージカル科に通いミュージカル女優への道を進む、池上海衣菜さんにお話を伺いました。
SMASH CABARETに出演したきっかけを教えてください。
最初は大学の先輩が出演していて存在を知りました。当時はとにかく場数を踏んで早く外出たいと思っていたので、大学の公演と外の公演もたくさん受けていて、毎月公演があるという状況でした。今の自分の実力を知りたくて SMASH CABARETに出演しました。
過去に3度出演されていますが、どのような時に出演したいと思いますか?
1回目は優勝できなかったので優勝を味わってみたいという興味と、優勝というキャリアとなるものが欲しかったので、2回目に出演して優勝しました。そでやりきった感が大きく、しばらく出演していなかったのですが、自分の強みであるコメディの回があったので応募しました。
優勝のやりきった感というのはどんな気分でしたか?
1回目の時は不完全燃焼で終わりました。
目の前の見えない小さな壁をどうしても突破したい。前の自分を超えてゆきたいとの想いで2回目。自分に「必ず優勝する。優勝以外はない」と制限と目標を掲げ徹底的に研究、準備をして挑戦いたしました。
私にとってのやりきった感というのはあと少し、あとちょっとという見えない小さな壁。その手前で諦めてしまうのかあと少し小さな勇気を振り絞ってもう一歩前進するのか。
その境界線を越えた先に見える景色が結果的に達成感と充実感に満ち溢れたもの"満足感"であると私は感じます。
2年ほど空いて3回目に出演するに至った理由があれば教えてください。
その間はライブや育成プログラムに参加、大学のミュージカル公演に出たり、外の舞台に出たりしていました。たまたまSMASH CABARETのテーマがコメディだったこともあり、今まで私はコメディで癖の強い役が多かったので、参加してみいと思いました。あと、気持ちの浮き沈みがあって引き気味になってた時期だったので、人前に出て挑戦してみたいと思ったのがきっかけです。
SMASH CABARETのどのようなところが魅力だと思いますか。
審査されるライブは殺伐として張り詰めてるイメージですが、勝ち負けに拘らずに自分が楽しいと思うものを持ってきて、一緒に楽しいことやろうよっていう感覚があります。
ショーに出るから完璧にしたもの持ってくるより、自分は今どんな感じかな、挑戦してみようかなと立ち寄れる場所ですね。いつでも帰ってきて良い場所。お家に帰ってホットできるような場所です。
大学は同世代しかいないですが、SMASH CABARETでは仕事しながら歌が好きでやっている方だったり、それぞれ別のところで生きてきた多種多様な人がいるのでいろんな話を聞けて交流が広がって嬉しいです。
SMASH CABARETに出演して変わったことはありますか?
歌を歌うことが怖い時期がありますが、SMASH CABARETの他の出演者のパフォーマンスをみると、歌って楽しいことなんだと再確認できます。やっぱりミュージカルが好きだという原点に帰ることができます。
ミュージカル曲を歌う難しさは何ですか?
ミュージカルの歌だけで見せるパフォーマンスは、その作品をしっかり理解してキャラクターの心情になってからでないとダメなので、ミュージカルは本当にパワーを使うことだなと思ってます。ただ、ミュージカル曲を歌うとなるとモチベーションは高くなって、日々の歌の練習のアプローチも変わっていきます。本当に成長できます。
最後に、今後の夢を教えてください。
プロのミュージカル女優になりたいです。エンターテイメントが好きなので、歌、MC、モデル、音楽を作ることもしたく、何でもマルチに活躍して行きたいです。